デイトレード朝一で儲ける方法

指値注文の出方を示すのが板状情報

 

 

 

デイトレーダーにとって、チャート分析と並んで重要なもの、それが板情報の分析です。短期のデイトレ独自の情報ソースで、中・長期投資ではほとんど関係がないので、ベテランの個人投資家でもその存在を知らない人は少なくありませんが、デイトレの正解では最重要情報だと心得て欲しいですね。

 

 

ネット証券会社ならどこでも銘柄ごとに板情報をインターネットで公開していますが、名称は気配値やフルクォートとなっていることもあります。画面左が売り板、右が買い板で、それぞれ株価と注文数が書いてありますが、売買が成立(約定)したわけではなく、それぞれ5本の株価の指値注文数を合計して表示しただけです。これらの株価を気配値と言います。株価も注文数も刻一刻と変化していきます。

 

 

売り板の下端の株価と、買い板上端の株価のそれぞれの注文数の減り方(食われ方)に注目します。前者が減れば株価は上げ方向、後者が減れば株価は下げ方向と判断できます。注文が減らずに増えていくなら、まったく逆です。

 

 

投資家なら誰でも、株を買うなら1円でも安く買いたいし、売るなら1円でも高く売りたい。その思惑がまとまった形で表れているのがこの板情報です。デイトレーダーは、板情報で思惑をうまく読み取れれば、数分先の値動きを予測し利益を上げることができます。